2025年10月19日、日曜日。
週末の朝、窓の外はまだ薄暗く、私は少し寝坊してしまった。
9時ごろ、ゆっくり目を目まし、布団の中で昨日のゲームの続きを思い出しながら、ぼんやりと天井を見つめていた。
少し遊んでから、ふと心は遠く北京は飛んでいた。今年の年末、あの街を訪れることを考えながら。
来年4月には日本に行く予定だ、その前に、北京の北の風景を眺め、友達に会い、少しだけ日常から離れてリラックスしたい。
北京
今朝の夢の中では、私は突然北京に立っていた。どうやってここにきたのかは、まったく分からない。
見慣れたはずの街並みも、どこか違って見える・
すると、どこから声が聞こえた。「ここは北京だ」と。
私は気付けば魯迅記念館の前に立っているらしい。
ちょっと待てよ、北京に魯迅記念館なんてあったっけ?
確かにあるのだろう、夢の中の景色がそう告げている。
その瞬間、空から雨が落ち始めた。館内には傘が置かれていたので、手に取って外へ出た。
目的は特にない。ただ、人の流れに身を任せ、自然に歩く。
すると、人ごみの中で、ふと目覚えのある顔を見つけた。海外の同僚だ。
どうして彼がここに?確かに、彼は遠くポーランドに住んでいるはずなのに、ここは北京だ。
彼は言った。「会社に行くよ」。
そうか、今日は勤務日だ。でも、私はパソコンを持っていないし、休暇も取っていない。
まずいな、これは。早く休暇を取らなければ。
携帯を手に取って上司の連絡先を探そうとしたが、どういうわけか、自分の手がないかのようで、操作ができない。
そして、私は目を覚ました。
夢の世界と現実の境界が、ふと消えた瞬間だった。
それから、広州から北京までの高速鉄道のことも調べてみた。飛行機より安いけれど、時間はかなりかかる。一晩かかるが、それは悪くない。高速鉄道で一晩寝れば、朝には北京に到着のだ。